2011/02/01

雑感(久しぶりかも)

18才の時に誘われた言葉は確か...
ちゃんとした楽器を買いなさい そしたら稼がせてあげるから
って感じだったと思うな

ちゃんとした楽器の意味も判らなく
紹介された楽器を買ったんだと思う
それが今でも使ってる物だ

その後は本当に稼がせて頂いた

一言に稼ぐというと簡単そうに楽しそうに聞こえるが
幾度となく緊張の瞬間を経験した

それは出来ない音楽を演奏するという瞬間だった

「出来ない」という言葉はある意味死を意味する言葉
その後の全てのオファーが無くなるかもしれないと言うリスクを
もって言わなければいけない言葉だったから
依頼する人にはそれぞれ順番がある
常にその1番になっていなければならない
その為には自信が無くても絶対に「出来ない」とは言えない
そんな恐怖との戦いでもあったし それが楽しかったのも事実

そいつが底辺にあって それだけではダメで

その上で 相手が納得出来る演奏が出来なければ
やっぱりその後のオファーは無いんだ

さすがに それは幾度となく経験させられた
二度と誘われないという事実....

理由は様々だけど反論の機会は皆無
容赦なく気づかされるんだね

そんな俺でも誘ってくれる人も居る
また誘われなくならないように精一杯の演奏をする
1回目は何度も誘われるが2回目があるかどうかが分かれ道
いつの日かそう思うようになった

そのうち俺は「セッションマン」とか「お助けバンド」とかって言われて
色んな所に連れ回されて いろんな人と演奏する機会を得た

今でも俺は自分の演奏にコンプレックスを持っている
人の演奏を聴くと羨ましく思う
「なぜ俺はあんな風に出来ないの?」ってね

去年の3月の演奏会の為のエキストラの予定だった楽団に
今でも誘われている 
そこにどんな理由があるのかは知る由も無いが
それが事実

その一方で
誘われたが楽器を持たずに行くバンドもある
そして今でも誘われる
理由はわからないが それが事実

まだまだ色んな人と知り合って行くんだろうし
知らない音楽も演奏するんだろうな

未知の音楽は楽しみであり恐怖でもある
だが 知ってる音楽より魅力があるのは知らない音楽だね

1つ1つ確実に満足させれる演奏が出来るようにしたいと思う

優先順位
こいつはとても贅沢な言葉だよね
だって選べる程のオファーがあるって事でしょ
でも 選ばなければならないという恐怖もある
選ぶという事は断るという事だからね
一度断ると二度と来ないのではないか?という恐怖

そんな中でも選ばなきゃならないって事だよね

何を優先するか?
やりたい音楽だけを優先してもいいのか?
人なのか?
付き合いなのか?
どれもが正解なのかもしれないな

出来る音楽を何も考えずに演奏する事が一番楽しいのだろうか?
出来ない音楽にチャレンジするのは確かに苦しいが
それほどに出来た時の喜びは計り知れない物があるのではないだろうか?

俺はまだまだ自分がわからないな
きっといつになっても楽な演奏はしないんだろうなって思う

でも今は知らない人と 今まで経験の無い音楽を 
これからも続けて行きたいなって思うよ

その為には楽な音楽は優先順位が低くなるのかもしれないな

久しぶりに長々と書いてしまった

今夜も又 出来る気がしない音楽を演奏するんだろうな(苦笑)
がんばろっと....